ビンテージバイクを愛する人に言わせると、
「手間のかかるところが良い」のだそうです。
人間の恋人の場合でも、何も手間をかけず、よくできた人よりも、
少しわがままで困らせるくらいの人の方が、印象に残り、愛おしいと感じてしまう場合があるようです。
もちろん、その「手間」に応えてくれるような優しさであるとか、
かわいらしさのようなものがなければ、単に手間がかかるだけで、
いつかは疲れてしまうのでしょうが。
ビンテージバイクには、その「少しわがままな恋人」と同じような魅力があるのだそうです。
ビンテージバイクは、言うまでもなく「古いバイク」です。
ですから、現在の新製品と比べると、燃費は悪いですし、車体は重い。
ですから、山を攻めようとする場合、その重量に泣くことになりかねません。
しかし、唸るエンジンを励ましながら、山を制覇した後は、ビンテージバイクは
「困難を共に乗り越えた、かけがえのない友人」となるのだと言います。
もちろん、その姿形も、ビンテージバイクの魅力です。
年を追うごとに、バイクは、流線型になってきています。
これは、空気抵抗を少なくして、燃費を減らそうという工夫にはほかならないのですが、
ビンテージバイクを愛する男たちの目には、
これは、「バイクの女性化」にほかならないと映るようです。
しかし、ビンテージバイクは、従来の、角ばったデザイン。燃費の面では劣りますが、
その男性的なフォルムは、りりしく、魅力的なのだといいます。
ビンテージバイクは、趣味だけの問題でもありません。
地球規模の視点でそれを見つめると、「エコロジー」につながることがわかるでしょう。
ビンテージバイクの世界は、これからも発展し続けるに違いありません。
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